人生二度目の不登校の時の感覚の再来です。
私は新卒で入った会社で病んで1年経たずに双極性障害の悪化で休職、そこから寝たきり状況が2年続いて徐々に回復し、出かけられるまでに回復して2年ほどという感じ。
休職してから2年間くらいは瀕死でしたが、動けるようにまで回復してからはマイペースに過ごすことができました。
バイトも一切せず、ひたすら家事をして自分のやりたい事をして、時間が一杯一杯。
空白だった寝たきりの時間を埋めるように、自分のなかでは目まぐるしい毎日を送ってきました。
ですが2年も経つとそろそろ家事も趣味も段取りよくする方法も覚えるわけで、趣味のジム通いもやめたとなると毎日が「暇」で「つまらなく」なってきました。
そして「このままではいけない、何かしたい!!」という感覚。
これはまさに引きこもっていた中学生時代、中学校に突如登校再開したあの日の感覚と全く同じです。
私は中学生のころにいじめや家庭環境により不登校になって、家に引きこもっていました。
当時はいじめと家庭環境が酷くて命を絶ちたかったのですが、育て親の祖父母だけは悲しませてはいけないという気持ちがとても強く、何としても生きないといけなかった。
自分を常に攻撃してくる学校に行かず、家族とも顔を合わせない。
それが当時の自分の命を守るすべであり、状況としては不登校という形になりました。
ですが1年くらい引きこもっていると、家庭環境も改善し、自分のメンタルも回復し、家に閉じこもっていられなくなったんですよね。
ゲームだのアニメだのをいくら見ても消費する側の生活がつまらなくて、受動的刺激がつまらなかった。
「消費者」としての生活がつまらなく、どうしても勉強がしたくなった。
自宅学習をしていて、Z会にも入っていました。
両親医療関係者だからか、勉強にはうるさく、参考書や文具は何不自由なく用意してくれました。
でも全部自学自習だとどうしてもつまずきが多いんですよね。
自分での勉強より学校のカリキュラムに沿って系統立てて教えてもらったほうが効率的に勉強できるなと感じ、親にも何も言わず、突然学校に行きました。
いきなり学校の教室へ行ったので、靴箱の位置わかったのか……自分の座席があったのか……今思えば色々謎ですが……ともかく私は勉強がしたくて不登校が解消したのです。
いじめられようが、なんだろうが、とにかく何としても勉強したいという気持ちが上回ったのです。
そして今もそんな感覚に突如襲われています。
きっとメンタルがやっと回復しきったのでしょうね。完全に癒えて、元通りの自分を取り戻してきているのでしょう。
ジム通いは楽しかったですが肉体疲労系。家事も肉体労働系。
飽きちゃいました。頭をろくに使わない生活に。
働かなくていいなんて、とんでもなく幸せなことなのです。
でも自分の人生として、この先何十年もこんな人生をおくるのは御免です。
スーパーのバイトとかもありますが、違うんです。
手を動かすものでもないことがしたい。
やっぱ家系の血なのでしょうか。勉強がしたい。
新卒で入社して、病んで5年くらい空白が生まれたので、今やすっかりアラサー女。
目を覚ますの遅すぎ!!という感もありつつ、人生80年と思うと何も遅くない。
ただもう出産を考える年齢です。
子供なんて絶対産みたくないと思っていたのに、今は子供授かりたいなと思い始めていて、外に働きに出ることは考えられず。
もし妊娠したら少しの確率でも流産が怖くて……もし流れてしまったら自分を責めてしまいそうでとても無理です。
だから資格だとか、普通に読書して、いろいろ知識を吸収したい。
そんなことを思う、今日この頃です。