毎月の支出が月収に対し10万円以上赤字であることが発覚した我が家。
手取り20万ちょいで35万以上の支出という間抜けでしかないドアホ家計を現在必死に見直しております。
固定費の見直しで、主人のスマホプラン変更、保険解約、車売却と、着々と見直しが進むなか……どうしても手が付けられないのが私のスポーツジム料金。
それも月額8000円というかなり大きな数字。
辞めりゃいい、辞める一択!!
頭ではわかっているつもりで、口でもそういうのですが。
本心、悩ましいです……。
1. ジムがやめられない理由
現在の節約に悩まされるようになって、今で3週間ほど。
お金について悩むようになってからとてもジムに行く気分になれず、つまり一ヶ月近くジムに行けていない現状。
なので客観的に言えばやめてもいいはずです。
しかし、もともと私は正月、年末までもジムに通うくらい頻繁にジムを利用していました。
基本週6日ジム通いのジム狂い(笑)で、大会にも出場し入賞できるくらいには熱を入れていたので……なかなかやめる決断がつかずにいます。
ジムは精神科に通っていたころに入会し、ジムで運動しながら回復をたどってきたので、自分にとって大袈裟ですがジムは生命線のような存在です。
人前にあまり出ない私が大会に出るようになったのも、一人で黙々と運動しているところ、声をかけられて大会を薦められたから。
ダメもとで出てみたらまさかの入賞をし、気づけば名前も知らない初対面の方が声援をしてくれるようになりました。
入賞時には祝福してくれたりして、初めて自分が少しは輝けると思える場所を見つけたように感じました。
私のような本当に何もできないような人間でも、活躍できる場があって。
とくにある方は本当にいつも応援してくれていて、心から感謝しかなく、その方の感謝を形にしたくて大会も頑張れました。
ジムに通っている期間は短いものの、たくさんの人の出会いと思い出ができました。
なので……スパっとジム辞めます!!なんてどうしてもできないのです。
2. 自分が活躍できる場所
自分はWAIS-IIIを受けてIQが高いところと低いところの差が40ある人間です。
集団生活の始まった幼稚園のころから大学まで常にうまくできた記憶がありません。
いつの時代の記憶も怒られ、自分がずれているせいで孤独になっているものばかり。
うまくなじもうと何度もいろんなサイトを調べたり、本を読み漁ったり、他人を観察していましたがうまく振舞えず。
大学を卒業して新卒で入った正社員は頑張ろうともがきましたが、1年も経たず、気づけば精神疾患が悪化して休職。
社会的にくずだといわれても仕方ないくらい本当に何もできない自分が、唯一輝けた場所がジムでした。
思い返せば小さいころから足は速くてクラス対抗のリレー選手はやらされていましたし、ジムに向いていたんでしょうね(;^ω^)
誰に教わるわけでもなく独学で何となくやっていたのに、大会初出場初入賞の快挙を挙げられたのは、間違いなく遺伝子のおかげです。
今までいろんなことを死ぬ気で努力して、体調目次たのにすべて失敗してきた私にとって、分野が違うだけでこんなにも努力に対する成果の出やすさが違うのかと愕然としました。
この分野なら自分は適性があっていて活躍できる、仕事はうまくいかなくてもこの個人競技なら活躍できると、とてもうれしかったのです。
なのに……やっと居場所を見つけたのに、早くも表舞台から退場かぁとおもうと、なかなか悲しい。
それにわずかでとはいえ、積み上げてきたものを全部捨ててゼロにするなんて、急に上っていた梯子を外されるようで苦しいです。
割と地方大会でも成績がよかったものですから、数か月前には全国規模の大会でも入賞しようと意気込んでいたので……そこから今やジムを辞める選択肢が出てくることになるとは。
心が追い付きません。
3. ジム解約の延期
そんなわけでジムに行く余裕がない今でも、心残りが大きく、ジムの解約についてはよく考えることにします。
月額8000円
年額9万6千円
どう考えても解約だ!と頭ではわかっていても、私の名前すら知らないのに応援してくれた方々や、大会の入賞した時のうれしさがどうしても沁みて……何度もその時の写真を見返してしまって、どうしてもきっぱり捨てられない。
主人は『ジムを辞めたら自分の居場所を失う。冷静になって後悔するから絶対にやめるな!!』と言ってくれるんですけどもね。
ジムは要・不要でいえば生きていくために不可欠なわけでもなく、私個人の趣味でしかない。
そんなものに大金をつぎ込んでどうするのかと。
わかっちゃいても割り切れない。
悩ましいです。