気づいたら赤字になっていた我が家の家計。
結婚祝い等でもらった200万は60万に。
手取り20万ちょいで月の支出が35万9300円に膨れ上がっていることが発覚し、急遽家計見直し中の我が家です。
私に関する医療、生命保険の解約で月々の支払いが14000円抑えられたものの、まだまだ出費が多すぎてとても生活を続けられません。
↓保険見直しの経緯について
では次に出費が大きい固定費は何かと考え……クルマに行きつきました。
私の今住んでいる場所は義理の両親の勧めで引っ越してきた田舎の小さな地域。
クルマが一人一台が当たり前の地域で、車三台あるのは当たり前。
軽トラ合わせると4台車を所有している家はザラです。
交通の便が悪すぎる田舎の家。
でも、車を二台所有する余裕なんてないことは家計を見れば一目瞭然で、私の大切な愛車を手放すことにしました。
この車を手放すと決めるたのは本当に身が切られるような辛さで、今でも涙が出てきます。
私が手放した愛車はちょっと珍しい車なので詳細は避けますが、本当に本当に、私そっくりな見た目と性格の車で、まるで自分の相棒のようなクルマでした。
小っちゃいけれど、やる気をだせば超パワフル!!
でもすぐ故障したり不具合を起こすへっぽこ車。
名前までつけてまでかわいがっていましたし、毎度乗るときには声をかけながら運転し、寒い冬も手が切れそうになりながら、手洗い洗車を毎週するくらい愛していました。
この愛車についてはいくらでも語れるくらい、本当に大好きで、愛していて、自分が60歳になっても乗り続けるつもりでしたね。
しつこいようですが、こうやってその愛車のことを書いているだけで涙が止まらなくて、視界がにじみ過ぎて半分画面が見えないくらい、本当に本当に愛していたクルマでした。
でもその愛車は節約という意味では最悪の車。
ハイオクで6 km/Lという劣悪燃費。さらに古い車なのであちこちが半年に一回故障。
へっぽこポンコツ車ってやつです(笑)
請求書が残っている限り、修理だけでも愛車にかかった費用は40万円をこえていました。
保険代、ガソリン代、タイヤ保管・交換料、自動車税を年間で維持費だけで13万越え。
それに加えて、車検、タイヤ交換、バッテリー交換、オイル交換もありましたし、電卓をたたけばどう考えてもこれからも乗り続けるのは不可能だとわかりました。
それに私の車がなければ、一台のために借りている駐車場代、自動車保険代も浮く。
主人の車は燃費のいいファミリーカータイプでしたので、私のポンコツでお金のかかる車は手放す他、ありませんでした。
なんだか書いているだけで思い出してしまって息が苦しくなるような感覚もするし、やっぱり涙も出ますが、生活のためと思うとどうしようもなく、後悔は一切ありません。
翌月の自動車保険の支払い引き落とし日前に愛車を手放し、保険の月額費用を支払う前に解約をするため、愛車を手放す覚悟ができたその週には中古車屋さんに6万円という価格で引き取ってもらいました。
こんなに愛した車なのに、こんなにあっけなく引き取られるのかと。
私にとっては愛車でも、普通の多くの人からすればボロボロのごみのようなクルマだよなと思うと、6万円という値が付いただけでもありがたいような、でも悲しような、なんとも言えない気持ちになりました。
品取りにばらされていないことを願いつつ、私の次にあの車を買う人がいたとしたら、相当なオタクかマニアでしょうから、ぜひぜひかわいがって、大切に飼われてほしいですね……。
心から愛していた愛車を売ると決め、手放してから正直失うものがあんまりないというか、もう半分すべてがどうでもよく感じて今生きているので、ある意味節約する腹が決まりました。