モラハラに陥らないために

モラハラに陥らないために

1.はじめに

こんにちは。

昨日ユーチューブ見ていたら、

自分の好きなこととか、情報発信とかして忙しく??すると元気出てくるよ~!!

みたいな話を聞き、納得した獅子リス(私)です。

獅子リスは変な名前かも知れませんが、彼氏くんが付けてくれたので、使っています。

 

で、冒頭の話に戻りますが、頻度高くサイトを更新していたときは大変だったけれど、無気力系のしんどさはなかったんですよね。

でもサイト更新しないと無気力になる確立上がっている気がする。

なので、また元の通りサイト更新頻度を上げていこうと思いました。

では早速、最近、自分が加害者にならないように本当に気を付けているADHDとモラハラについて書いていこうとおもいます!!

ADHDの人のモラハラに悩まされている方、自分のモラハラ行動に悩んでいる方など、少しでも参考になると幸いです!!

2.モラハラの定義

ということで、まずモラハラの定義について。

モラルハラスメントって次の様なことを指すそうです。

①自分に興味のないことは無視する

②共感性が欠けている

③暴力はなくとも、言葉で人を傷つける

④何でも人のせいにする

⑤常に否定的な発言をする

⑥常に人の提案などに対し、否定するような考えを話す

⑦自分でやらないと、人が何をやっても気に入らない

⑧人の間違いを責め立て続ける

⑨絶対に謝らない

⑩自分を常に正当化する

一言で言うと、

超超自己中心な人

ですね。

 

はじめ、私は自分にはモラハラっていう言葉は関係ない。

むしろ、モラハラに遭っている人は大変だな、と心から思っていました。

だってずっと一緒にいる間、何言っても否定され、間違っていても絶対謝らないとか、もう最悪じゃないですか。

それに、モラハラってイメージ偏っているかもですが、男がするイメージでした。

「夫もモラハラが辛い」「彼氏のモラハラ、束縛が辛い」そんな感じ。

だから、モラハラといえば、自分が被害者になるものと思い込んでいました。

 

そんなわけで彼氏くんと付き合ったときは「モラハラ」という言葉に敏感になってしまい、変なこと言われないか、理不尽なこと言われないか、彼氏くんからモラハラを受けないか、不安だったんですよ。

けど、ありがたいことに不安は杞憂に終わり、

彼氏くんは間違いなく、周囲からは引かれるレベルには変人ではあるけれど、モラハラではなかった。

 

むしろ、むしろですね。

彼氏と自分を比較したり、サイトを書きながら自分を客観視したりするうち。

そして決定打の同級生の一言で。

私自身がモラハラをしていることに気づいたんです。

意識して思い出すと、自分の今までやってきたことが典型的なモラハラ行動ばかり。

絶望感半端ない。

 

気づいてからは治す努力をしているのですが・・・・・・

体に染みついているというか、気性・性格的に私はモラハラに傾きがち。

自分が自分で最悪過ぎる。

このまま年取っていったら、とんでもないことになると、危機感もって治す努力をしています。

3.モラハラを治す方法

というわけで、自分がモラハラと気づいてからは、このままではいけないということで、現在モラハラを治そうと奮闘している訳です。

 

不完全ではありますし、現在進行形で治している最中ではありますが、私のやっている方法について紹介していこうと思います。

 

まず、モラハラ治す第一歩は

「自分のモラハラ行動に気づく」

「自分の行動・言動に対し問題意識をもつ」

ということです。

 

だって、自分のどこが悪いか、心から理解できていないと治しようがないですもん。

自分の欠点をちゃんと捉えること、認めること。

これがまず第一歩。

つなみに、私は極度の鈍感なのかもですが、人に指摘されるまで気づきませんでしたね。

 

 

ここで、私が自分のモラハラ行動に気づいたきっかけについて書くと、私は同級生の何気ない言葉をきっかけに気づきました。

年明けして少し後くらいに、

「獅子リスってさぁ~、〇〇だよね~」

って言われたんですよ。

驚くほど自然に、さらっと、超笑顔で。

〇〇の内容はちょっと書けないんですが、まぁ、さっくりばっさり、気持ちいいくらいに的確な非難というか、悪いところを指摘されまして。

 

サッと血の気が引きました。

 

その場は笑顔で流しましたけど、そんな風に自分は他人から見えているのかと。

もうびっくり。

愕然。

 

でも確かに、自分の行動や言動を思い出すと、彼女(同級生)の言葉通りで、グサグサもうダイレクトに胸に刺さってくるわけです。

それに、自分の行動を見返すと、彼女の言葉通りどころか、『私って完全に誰彼かまわずモラハラする最低人間じゃん!!』って気づくことができたのです。

 

指摘してくれた

彼女に超、感謝。

 

 

ごめんなさい、話がそれてしまいました。

問題のモラハラ治すために私が心がけていることについて。

それは、モラハラの特徴を徹底的に頭に叩き込み、モラハラな行動の逆を心がけるということです。

 

モラハラの定義の逆行動と言うことで次の様な感じ。

 

①自分に興味のないことでも、興味を持ってみる

初めはつまらなそうに見えても否定しないこと。

そして、否定する暇があれば、自分も挑戦してみる。

結果、案外、飛び込んでみたら面白い!

②共感する言葉を言う

以前の私は、100 %共感できないと、共感の言葉を口にしてはいけないと思っていて、何でも否定してしまっていました。

しかし、考えてみれば、そもそもお互い別人だから、「100 %共感」なんて、会う人全員にできるわけないですよね

ということで、モラハラについて調べる過程で、他人と完全に理解し合えるわけがないと初めて知り、100 %なんて厳密にこだわらず、割り切った対応が必要と学びました。

現在では10 %位共感できたら、「分かる~」「たしかに~」「ホント大変だよね~」と返すように心がけています。

100 %じゃないのに、と頑なに心が拒否していても、表情が固まってしまっても、とりあえずインコのように繰り返しています。

「分かる分かる~↑↑」。

取り合えず形から入るスタイル。

10 %共感できるなら、間違いではない、と言い聞かせています。

③言葉で人を傷つけない

暴力はなし。

言葉の暴力もなし。

人を傷つける言葉はぐっと我慢。

悪気無くても、本音の言葉でも、相手を傷つけるなら、問答無用で言ってはいけない言葉。

思わず言いかけても、ここが根性の見せ所と思って我慢です。

④人のせいにしない

どんな理由があれ、人のせいにはしない。

責任転嫁、責任押しつけをしない。

あと、逆ギレは絶対ナシ。

仮に人のせいであっても、「〇〇のせいで」と執拗に言わず、自分の非に焦点を当てるようにしています。

そして、今後に繋がる方向に、話を進める努力をするようにしています。

⑤否定的な発言は徹底的にさける

世の中に100 %正しい答えなんてありませんよね。

100 %、絶対なんてほとんど存在しない。

なので同じく、ほとんどの事柄において、相手の意見が正しいとも、自分の考えが正しいとも限らないんですよね。

つまり、相手の意見を否定なんて、誰一人できないんです。もちろん私も。

だから相手を否定しない。

やむを得ず否定するときは、クッション言葉をいれて、極力控えめに言うようにしています。

⑥自分の方法がベストと思わない

私は以前まで、自分でやらないと、満足できない部分があり、人がやったことに対して、重箱の隅をつつくような指摘をしたり、自分でやり直しをしたりしていました。

でも、モラハラについて知る内に、自分の考えがすごくばかげていることに気づきました。

だって、私が他人の方法に満足できないように、きっと私の行動結果も周りにとって常にベストとは限らないんですから。

以前までの私の行動って、滑稽ったらありゃしない。

皆で話し合って良いものを作ろうとすることと、自分で何でもかんでもやろうとするのは全く違いますからね~。

何でこんな事さえ分からなかったんだろう・・・・・・。

⑦相手の失敗を責めない

他人の間違いは、思わず責め立てたくなってしまう私の性分。

何でもかんでも人のせいにして、自分は悪くないと馬鹿みたいに思っていた頃の私は、相手の非があると自分の正当性が証明されるみたいな感じで、悪気無く、責めてしまうことがありました。

相手の気持ち、立場は無視で、「自分は事実を述べているだけだから、何も間違ったことは言っていない」と、自分を正当化。

つくづく最低ですね、自分。

ということで、現在は責める言葉、否定する言葉は徹底的に避けています。

そして、相手が落ち込んでいるのに塩を塗るような事をしない。

相手がしんどいときほど、楽しいこととか、褒める言葉とか、ポジティブなもの以外発しない意識をしています。

⑧素直に謝る

謝罪は早ければ早いほうが良いので、スピードを意識。

自分の非を認めるって大事ですよね。

一番基本的なことだと分かっていても、意地張ってできないこともあるから、素直に謝る。

⑨自分を正当化しない

先ほど書いたとおり、世の中に100 %正しい答えなんてない。

なので、相手の意見も否定できない、自分の考えが正しいとも限らないですよね。

自己中心な考え方になって、「いつだって自分が正しい!!」といった、客観性を失った善悪の判断を下さないよう、気をつけています。

***************

 

とまぁ。

こんなかんじ。

多分、これら9項目は普通はどれもあたりまえのことなのでしょう。

しかし、他人の意見を毎回「でも」「けど」で遮って否定してきた私にとっては、そして、何が何でも自分の意見を一方的に押しつけてきて締まった私に取っては異常行動。

モラハラの典型が私の今までの当たり前だったのですから。

4.最後に

ADHDだから、モラハラになる。

そんなことはもちろん、ありえません。

 

しかし、加害者には加害意識がないっていうとおり、悪気無くモラハラをしてしまっているかもしれないので、たまには他人の自分への評価へ耳を傾けねばならないと感じました。

というのも、私みたいに自分の意見を我慢できず言ってしまったり、すぐ感情的になったりしてしまう症状が出る人は、自覚なくモラハラをしてしまう可能性が高いんじゃないかなと思ったからです。

 

だって、よかれと思ってお節介に、こうした方が良いんじゃないの?と人の意見を悪気ゼロで否定してしまう可能性があるから。

感情的になりやすいぶん、自分の言いたいことを我慢できないぶん、相手を容赦なく傷つける言葉も言ってしまうかもしれない。

あくまで可能性ですがね。

 

それに、私は上記に加え、今まで、なんだって人のせいにしてきました。

全くモラハラの行動に悪気も無く、自分が常に正しいと思い込んでいました。

 

そういえば、私はADHDの起伏の激しさとかのせいで一時期、母を精神病に追い込んでしまい、病院通いにさせてしまったことがあります。

でも、今から思えば、私は母に対して、徹底的なモラハラ、母の存在否定をしていたことが、母を追い込んでしまった原因だったって気づいたんですよ。

大学入るまで気づかなかった。

アホです。もう最低。どれだけ母を傷つけたことやら。

本当に親不孝なことをしてしまったと思います。

 

思い返せば思い返すほど、モラハラばかりしてきた人生。

他人に自分の主張・問題の責任を押しつけてきたダメ人生。

 

私はいま、一生懸命、モラハラを治そうと努力しています。

でも、なかなか難しい。

言っちゃ駄目な言葉を分かっていても、言ってしまう。

我慢しなくちゃと思っても、できない。

 

けど、意識して、変えよう思うほど、少しずつ改善してきている実感があります。

 

以前は「わかる」「たしかに」こんな言葉、会話に一切出てこなかった言葉だったのに、最近はさらっと言えるようになってきたんですよ。

嬉しい。

まぁ、非常に小さな成長かもですが、千里も道も一歩からですよね。

頑張ります。

モラハラ、絶対ダメ。

 

ということで、ここまでありがとうございました!!

 

※ちなみに、私は普通のモラハラの定義と違って、「外面はよく見える」ようにはできませんでしたね。家族、友達、後輩。常に誰にでもモラハラ。もしかしたら、こういうところがADHDのモラハラ特徴なのかもしれませんね。

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