妊娠した時の基礎体温のグラフ公開

妊娠した時の基礎体温のグラフ公開

黄体機能不全だった私が、無事妊娠できた時の基礎体温グラフを公開します。

妊娠できた時はオビドレル注射を病院で打ってもらった周期に妊娠できましたので、注射した日付とともにご紹介したいと思います。

病院受診を悩んでいる方の後押しや、同じ悩みの方の参考になれば幸いです。

 

↓妊娠できず、高温期を維持できなかった時期の基礎体温グラフは前回の投稿を参照ください↓

黄体機能不全の時の基礎体温のグラフ公開

 

妊娠した際の基礎体温グラフ

横軸の月経周期は生理開始日を1日目として、妊娠した際の基礎体温グラフは以下の通りとなります。

 

グラフの通り、基礎体温は理想的な二相に分かれていないものの無事妊娠することができました。

オビドレル注射を受けたのは生理初日から数えて19日目です。

 

注射を受けてから36.39℃、36.5℃と体温が上昇し最高体温の37℃まで上昇しました。

しかし、29日目に低温期並みに体温が急落。

正直もうだめだと半ば投げやりな気持ちになりましたが、その後また高温期の体温を取り戻して妊娠検査薬の陽性を確認することができました。

 

インプランテーションディップ

インプランテーションディップとは、一般的に排卵後約7日目ごろに起こると言われている、一時的に体温が低下する現象のことです。

妊娠していた場合は高温期が続き、妊娠していない場合は体温がガクッと下がって月経が来るのですが、インプランテーションディップがある場合は妊娠しているにもかかわらず、一時的に低温期並みの体温まで基礎体温が低下します。

インプランテーションディップの場合は1〜2日で元の高温期に戻るのが特徴で、3日以上低温期が続く場合は妊娠しておらずそのまま月経が来る可能性が高いようです。

受精卵が子宮内膜に着床したタイミングで体温低下が起きるようなのですが、医学的にインプランテーションディップの明確なメカニズムは解明されていません。

 

今回私は妊娠することができましたが、体温グラフからわかる通り生理初日から29日目で大きく体温が低下しました。

オビドレル注射後、一般的には約36〜40時間で排卵が起こるとされています。

私は生理初日から19日目にオビドレル注射を受けたので、21日目ごろには排卵済みと考えられます。

インプランテーションディップは、一般的に排卵後約7日目ごろに起こると言われていますから、生理初日から29日目ごろに起きた大幅な基礎体温の低下の時期と一致。

インプランテーションディップは妊娠した人全員に起きるものでもないですし、妊娠検査薬でも反応しないような時期におきるので、月経が来る前兆なのか、妊娠できた兆候なのか全く見分けがつきません。

ただ赤ちゃんを待ち望んで毎日基礎体温を測って一喜一憂していた身としては、妊娠していても一時的に体温が下がることもあると知っているだけでも心の支えになりました。

おわりに

 

私は基礎体温の計測と排卵日予測検査薬の使用により、黄体機能不全であることに気が付いてからすぐに病院を受診して心から良かったと思っています。

私が不妊治療にかかっていた期間は、傍からみるととても短くて大したことないと思われるでしょうが、安定期にはいっても不妊治療でうまくいかずに苦しんでいた時を思い出して眠れなくなったり、先の見えない不妊治療が続く悪夢にうなされたりととてもつらかったです。

もし、自分が黄体機能不全だと気が付かずに自己流の妊活を続けてさらに年齢を重ねてしまっていたら、今よりも妊娠確率が下がって何年も苦しい時期を過ごしていたかもしれません。

ですから、子どもを望む方はたとえ若くても最長で半年妊娠できなければ、すぐに病院を受診することをお勧めします。

受診して何も問題がなければ取り越し苦労だったと笑って済ませば良いのです。

 

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