妊娠に向けてやったこと

妊娠に向けてやったこと

はじめに

私は妊活を始めるにあたり、まずは市販の排卵検査薬を使用し、婦人体温計での体温測定をすることから開始しました。

その結果、黄体機能不全のようで体温が安定せずそもそも妊娠できる体の状態ではないことが判明しました。

黄体機能不全の可能性が高いとわかったときは絶望感で毎日のように泣いていました。

それから生活習慣を変えて婦人科にも通い、現在は無事妊娠継続中です。

しかし今でも、妊活中の苦しみは心に大きな傷として残っています。

妊活期間も客観的には短いにもかかわらず、今でも妊活中の苦しみや先の見えない絶望感の悪夢にうなされたり、ふと不妊治療中のことを思い出して涙があふれることもあります。

体質は十人十色ですが、私の体験談が誰かの役に立つことを願ってまとめてみました。

 

 排卵検査薬と婦人体温計の使用

まず妊活を始まるにあたって、基礎体温が二層に分かれて正常に排卵できているかを確かめる必要があります。

一番確実なのは最初から通院することですが、お金もかかりますし私はまずは自宅で排卵検査薬と婦人体温計を使用することにしました。

排卵検査薬は私の近所のドラックストアにはどこにも売っておらず、婦人体温計もまとめて通販で購入しました。

排卵検査薬は排卵日近くになると毎日使用しますし、使いたいタイミングに手元にないと困るので、排卵日を確認して余裕をもってストックすることをお勧めします。

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婦人体温計についてはオムロンのものを使用していました

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基礎体温は毎朝起き上がらないでそのまま体温計を舌下に差し込んで体温を測定します。

オムロンの体温計はベッドサイドに置いていても邪魔にならず、とってもコンパクト。

初めて舌下体温計を使用しましたが最初から何の違和感もなく使用できましたし、婦人体温計の中でも使っている方が多いので間違いがないかと思います。

ちなみに 基礎体温はとても繊細な体温の変化を記録する必要があるため、舌下体温計で体温を測る際には毎回正確に同じ場所に当てないと体温の変化を測定することができません。

舌下にあてるといっても、左右どちらの舌下にあてるかで体温が変わってしまうのではじめて使用する方は説明書によく目を通すことを強くお勧めします!

私の場合は全く知識がなかったため、こちらの体温計の説明書がとても分かりやすくて助かりました……。

運動習慣の見直し

私はもともと運動習慣があって、週5は一日2時間近くスポーツジムで割とハードな運動を行っていました。

自分の体重の二倍を超えるバーベルを背中に担いでスクワットをしたり、懸垂をしたりしていたので、ボディビルダーに近いような運動習慣というと分かりやすいかもしれません。

運動系の大会にも出場していたので、定期的に体脂肪率を10%台に落としていましたから、妊娠のために重要なホルモンのバランスは相当狂ってしまっていたと思います。

さらに、大会時に生理がきてしまったら成績に悪影響が出てしまいますし、生理周期に合わせたトレーニングメニューを組んでいたので、いつ生理が来るかを毎回自分の思うタイミングに合わせられるよう、オンライン処方で購入した低用量ピルも使用していたのも良くなかったと思います。

そんな身体に負担をかける生活をおくっていたためか、いざ妊活をしようと思って低用量ピルを断薬して基礎体温を測った結果、高温期を全く維持できない黄体機能不全に陥っていることがわかりました。

黄体機能不全の原因について調べたところ、体重制限や過度な強度の運動を行う女性スポーツ選手に多いという情報がみつかりました。

そして低用量ピルの長期服用による影響も考えられるとのことでした。

私は大会でも上位に入賞するくらい運動に打ち込んでいましたし、スポーツジムは半分生きがいでしたので辞めるのは辛かったですが……その情報を見て1週間以内にはジムを退会することを決断しました。

私が参加していた大会は世界大会も開催されるようなものでしたので、このまま頑張って結果を残し続けることで海外の大会へ出場することを夢見ていました。

私の夢を応援してくれる方もいましたが、高齢になるほど子育ては大変になるといいますし、自分の人生として子供がいない人生は考えられなかったので、競争から降りることにしました。

もちろん妊活中は適度な運動量も必要ということで、スポーツジムに通われる方もいますし、ジム通いを薦める産婦人科の医師もいらっしゃいます。

ウォーキングやヨガのような適度な運動ならよいのでしょうが、私のような過度な運動や体重制限を伴うスポーツは悪影響でしかないし、私は加減して運動することができそうになかったのでやめるという選択を取りました。

サプリメント

妊活のためのサプリメントとして、葉酸とビタミンDを摂取していました。

葉酸は妊娠初期の神経管閉鎖障害の予防のため、ビタミンDは摂取することで妊娠率や着床率が上がるという研究結果があるため摂取していました。

摂取していたサプリはドラッグストアに売ってるネイチャーメイドのサプリメントです。

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ちなみにビタミンDは私が妊活のために飲むという意味もありますが、主人にも積極的にのんでもらっていました。

というのもビタミンDは日光を浴びることで皮膚で生成されるため、日光浴をするとビタミンD不足を解消できるのですが、ビタミンDが不足するとうつ病を発症しやすくなるようです。

冬場の極端に短い日照時間になるフィンランドでは、日照時間が短い間はビタミンDのサプリメント摂取が常識のようですし、私の主人はほぼ在宅勤務で一歩も平日は家を出ないことも多い生活習慣。

そのためうつ病予防に主人にもビタミンDを飲んでもらっていました。

 

ちなみに妊活に関するサプリメントとしてエレビットが特に有名ですが、あまりにも値段が高すぎるように感じます。

もちろん、妊活中・妊娠中の方にターゲットを絞って製造されているので良い商品だとは思いますが、サプリメントであくまで葉酸とビタミンDを補填したかっただけ。

栄養による効能が大事なのであって、商品ブランドにこだわっていないため、私は安価に購入できるネイチャーメイドのものを使用していました。

 

 体を冷やさない生活

私が妊活で悩んでいた時期が冬真っ盛りだったこともあり、常に毛糸の腹巻をしてこたつに入ってすごしていました。

こたつから出るときは湯たんぽを抱えていましたし、家の中では必ず靴下とスリッパをはいて過ごしていました。

私は喘息もちのため、床にカーペットを敷かずにフローリングがむき出しで、冬場は激しく足元から冷え込みますから足元の防寒は必須でしたが、床暖房やカーペットを敷いているご家庭では不要かもしれません。

ちなみに妊活の情報を調べると、妊活中は全身をしっかり温めたほうがいいという意見もあれば、下腹部はむしろ暖めないほうが妊娠しやすくなるという意見もあり、産婦人医、研究者によって意見がさまざまです。

科学的に結論が出ていない以上、温めようが温めなかろうが大きな差はないのでしょうが、温めたほうが何となく良い気がして私は全身、特に下腹部は冷やさないように気を付けていました。

病院への受診

妊活において、妊娠にむかっての最短距離をとる方法は病院への受診です。

子宮のエコーを受けないとわからない病気で不妊になっているかもしれませんし、女性は生理的に年齢とともに妊娠しづらくなるので、もし何かしらの病気で不妊の場合は一刻も早く治療しないといけないからです。

また、男性原因の不妊もありますから、女性側のみが不妊治療に通ったところで、男性側が原因の場合は徒労に終わってしまいます。

ちなみに女性側が病院を初めて受診する場合は基礎体温を2か月以上記録して受診したほうが、医師は患者の状態を把握しやすいそうなので、私も二か月分基礎体温を測定した後、受診しました。

私の病院ではアプリでの記録を見せるだけでもよかったので、『Lalune』というスマホアプリで基礎体温を記録したものを医師にお見せしました。

私は主人としか付き合ったこともなく、今まで婦人科に行ったことがない上、当然内診も経験したこともなかったため、不妊症外来に行くのは不安と恥ずかしさと恐怖心でいっぱいでした。ですからせめて同じ女性が見てくれる病院がないかを探し、女医指定できる病院に受診しました。

結果、内診はやはり恥ずかしかったですが、同じ女性ということもあって少し安心感がありましたし、なによりその女医さんはとてもゆっくりとした落ち着いたトーンで親身に不妊治療の流れを説明してくださったので、不妊の焦りと不安でささくれ立っていた私はとても癒されました。

さいごに

不妊治療は辛い、大変でメンタルが削られるということは知識としては聞いたことがありました。

でも実際に自分が体験して、実際に体験しないと想像すらできないくらい辛いものだと知りました。

私は本格的な不妊治療に入る前に妊娠できましたが、それでも毎日泣いていましたし、主人とは妊活のストレスで毎日のように喧嘩していました。

毎日のように自分を責めましたし、妊娠できない自分が生物的に欠陥品で存在してはいけないようにすら感じてしまっていました。

そんなときに助けられたのがX(旧Twitter)の不妊治療中の方々の投稿でした。

私は物事を悪い方向に考えるネガティブ思考に陥っていたのですが、同じように不妊治療を受けている方でも、とても前向きな方の投稿をみると励まされたように感じて前向きになれました。

望まない妊娠がある一方で、心から赤ちゃんを望んでいる人全員になぜ赤ちゃんは来てくれないのかと思うと、本当にやるせないですね。

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