大喧嘩した話

大喧嘩した話

1.はじめに

以前、人混み苦手彼氏ということで、彼氏くんが人混みが苦手すぎて発疹ができてしまう話を書きました。

↓これ

人混み苦手彼氏

 

で、その記事の最後に、

彼氏くんが人混み苦手なことくらい前から分かっていたし、苦手な物やパターンは違うものの私も同じような感じなんで、人混みが苦手なくらいで、どうとも思っていません。

恋は盲目だからかも知れませんが、『①人間皆完璧じゃない』し、『②私も相当迷惑とか相当色々かけている(というかかけ過ぎている)』し、『③一緒にいて楽しい』から別にそのくらいどーでもいいみたいな感じ。“

みたいな神々しいレベルの心の広い文章書いていて、我ながら驚き。

 

だって今年の5ヶ月前にこんなに心広い文章を書いていたのに、今の私ときたら完全に忘れて「彼氏の人混み嫌い」にぶち切れて大喧嘩ですからね。

ということで、最近喧嘩した話を書こうかなと思います!!

2.喧嘩の理由

楽しいところとか美味しい料理やさんとかって、人気だから人が多いですよね。

でも、彼氏は人混みが致命的に駄目。

つまり彼氏と人気な場所は水と油の関係。

でも私は人混みでも、楽しいところとかに行きたい。

 

ということで、大喧嘩?というか、すっごく残念な休日になってしまった日のことを書きます。

 

まずその休日、私は彼氏くんと共に、ショッピングモールにできたクレープ屋に行く予定をたてました。

なぜ行こうと思ったのかというと、サンプル見たら本当に美味しそうだったし、「彼氏も甘党だから、きっと、喜んでくれる」そう思ったからです。

私自身、クレープなんて人生でも片手で数える程しかない位しか食べたことがないので、ものすっっごく楽しみでした。

 

 

約束の日。

目的のクレープ屋に車で向かったのですが、お互いテンション高くて、

「学校でこんな授業受けて楽しかった~」

「どんなプレープ食べよう^^」

「アイスクリームも食べようよ!!」

とか、すごく和気藹々。

きっと最高の一日になる、そう私は思っていました。

 

しかし・・・・・・

目的地に着くといきなり問題発生。

無事目的地に着いたのですが、予想以上の混み具合。

駐車場がいっぱいでした。

 

彼氏くんのストレスメーター

急上昇

 

人混み、渋滞。

この2つが大の苦手な彼氏。

「ヤバイ」

そう思ったけど、せっかく来たのに何も買わずに買えるなんてもったいないですよね。

ということで、ぐるぐる駐車場を回ってやっとの事で見つけたスペースに車を押し込み、そそくさと店内へ。

 

絶対彼氏が不機嫌になるから、ささっとクレープ買って帰ろうとしましたが・・・・・・

たまた問題にぶつかりました。

 

そう。

駐車場が車でいっぱいなら、店の中も人でいっぱい。

彼氏くんは何も話さなくなり、顔真っ赤。

 

しかも、何とかクレープ屋に行き着いたのですが、並ばないと買えず、彼氏のストレスゲージがさらに上がり、加えて、並んでいるときに人にぶつかられたらしく、不機嫌MAXに。

(私は人にぶつかられても、何とも思わないですが、彼氏くんはすれ違いざまにすこし鞄があたっただけで強いストレスを感じるタイプなんですよね)

 

最後の方は、彼氏くんは何話しかけても短文しか言わないし、顔は超険しいし、何言ってもトゲのある返し方ばかり。

 

何とかクレープを買ってすぐに車に戻りましたがその後は、もう悲惨でした。

3.大喧嘩へ

大喧嘩、ということで。

車に帰った後、ぶち切れたのはそう、

 

 

 

私でした。

「せっかく来たのに何でこんな楽しくないのさ!!」って。

もう、割と久々なレベルでぶち切れました。

 

今なら分かりますよ、理不尽だって。

彼氏くんは、私が「行きたい」って言うから、車をわざわざ運転して連れて行き、絶対絶対、もう絶対行きたくない人混みに入り、しかも、大嫌いな行列にまで我慢して必死に並んだのに。

自分の限界を必死に打ち破って、体に鞭打って彼女が喜ぶからと無理して連れて行ったのに、結局、彼女にものすごい剣幕で怒られるという有様。

 

彼氏くん

かわいそう過ぎる。

 

でも、そのときの私は彼氏くんの立場を考える余裕がなくて、「楽しく一緒にクレープを食べる」という理想を粉々に砕かれことが許せず、怒りを爆発させてしまいまして。

 

結果、彼氏くんを徹底的に責め、最終、思考がとんでもない方向に一気に飛躍し、もう一生会うか!!とぶち切れ。

 

もうね、

本当に自分、

最悪。

 

私のために無理して疲れ切ってしまった彼氏くんに、私が超理不尽な理由で切れて、とどめを刺している状況。

 

しかも、大喧嘩と言っても、彼氏くんは私の剣幕の激しさと、人混みで受けたストレスのせいで、なにも言い返す気力もなく、ほぼ言われっぱなし。

ぼろぞうきん状態の彼氏くんを、私は早口で一方的に責めてたててしまいました・・・・・・。

4.仲直りへ

喧嘩したまま別れて次の日の朝。

 

まだ、私は自分の過ちに気づかず、怒っていました。

そして、「昔はずっと楽しかったのに、もうこんなの二度とゴメン」ということで、槇原さんの「もう恋なんてしない」を聞いたんですよね。

 

だってもう、怒りまくったし、別れを切り出されても仕方ない位に、無茶苦茶に彼氏を責め立てちゃったし。もう、無理かなって思ったんですよ。

 

だから、「もう恋なんてしない」って曲聞いたんです。

我ながら単純ですね。

 

で、曲を聞いてたら「一緒にいると窮屈でも、離れれば寂しくなった」みたいな歌詞が聞こえてきまして。

 

ここで(あれ??そもそも一緒にいられるだけで嬉しいはずなのに、なんで昨日はあんなに怒ってしまったんだ?)と違和感を感じました。

 

しかもその後も聞いていると、相手からもらったものとか、思い出の品を捨てていくみたいな歌詞があって、「二人で過ごしてきたことで生まれた、様々な物の数々と暮らすのも幸せだった」みたいなフレーズが。

 

ここで私ははっと目が覚めました。

一緒に写真撮った写真が入ったアルバムとか、彼氏くんがどこか旅行に行くたびに何も言ってないのに必ず買ってきてくれる、ぬいぐるみやキーホルダーなどお土産の数々。

「彼氏くんのたくさんの優しい気持ちと思いやりに囲まれて暮らしている私って、すごく幸せじゃん」って、槇原さんの歌で初めて気づいたんです。

 

そして、彼氏くんは人混み嫌いなのに無理して「私のために」限界まで頑張ってくれて、でも「あまりに人混みが辛すぎて」、不機嫌になってしまったって事に気づきまして。

 

あと、極めつけは「二人で見つけられなかった答えは、また他の人と見つけるよ」みたいな歌詞

 

いやいや、そもそも見つけられなかった答えも何も、私の場合、そんな難しい話じゃないよね、と。

単に、揉めた理由

「彼女のために無理した彼氏&一方的に謎の逆ギレした彼女」

ってだけだし。

他の誰と見つけるんだこの答え。

何、早まってもう会わないなんていってるんだ自分、と。

そもそも勝手に怒り出したのも私。

完全に私が悪い。

ということで。

 

 

 

平謝りしました。

自分の未熟さ、了見の狭さが情けなくて、情けなくて。

 

 

 

そしたら。

そしたらですよ。

彼氏くんは一方的に私の罵詈雑言を浴びたにもかかわらず、穏やかに、かつ照れながら「自分も悪かった」なんて言うから、もう・・・・・・

聖人?

聖人なのかもしれない。

 

後光が見えた気がしました。

5.さいごに

私は自分が「行きたい」っておもうと、「また時期見ながら、今度にしよう」「天気見て考えよう」なんて思えず、「今日行きたい!明日いきたい!」みたいに目標地点に猛突進がちです。

 

でも、今回、本当に痛い思い?というか、彼氏くんが私に危害を加えたわけではないけれど、私自身が心から後悔したので、行動を改めていきたいと感じました。

 

彼氏くんは人混み嫌い。

その感覚は未だに私には完全に理解できないけど、今回の件を受けて、自分の事のようにしっかりと彼氏くんの事を真剣に考えていくことにしました。

 

何でしょう。

私は、今までに何度も精神的に不安定だったり、危険行動?みたいなの起こしてしまったりしてきました。

その中で、彼氏くんは私に向き合ってくれて、がむしゃらに支えてもらったり、ちゃんと叱ってくれたり、とにかく必死にしてくれたから、今があります。

なので恩返しというのも変ですが、してもらい続けている状況なので、私も相手のことをちゃんと本気で向き合って考えないとなって思いました。

 

ADHDの衝動性と関係あるか分からないけれど、私は激情家なので、怒りにまかせて別れそうになってしまいます。あと、恋人に暴力ふるうとか。

正直、私は必死に毎回抑えてるけど、かなり高確率で暴力行動に走る(言葉の暴力含む)。

 

でも、後から考えると、結構私が悪いことが多いですし、ムカついたらどうにかその場を離れて頭を冷やし、もう一度自分の行動を見直してみるってのが、大切だなって本当に思います。

もしそういう傾向ある人いたら、お気をつけて。

だって、普通に考えて、急に怒り出して暴言&暴力ふるわれたら

即、別れに直結。

 

あと話にだした、槇原さんの「もう恋なんてしない」の歌詞、良ければ調べてみてください。

初めて歌詞見たんですが、もうなんか・・・・・・すごい。

しかも23歳くらいで歌詞を書いたとか。

信じられない。

 

ということで、なんか最後書いててしんみりしましたが、ここまでありがとうございました!!

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