ADHDと恋愛

ADHDと恋愛

恋愛がしたいのに、上手くいかない。

ADHDだから恋人ができないかもしれないと不安な人へ。

結論:ADHDでも恋人はできる。

1ADHDと恋愛

ADHDのせいで恋愛できない。

ずっと心のどこかで不安でした。

自分は友達もろくに作れないし、恋人だってきっとできない。

正直、両親だって、私をどのくらい理解してくれているのか、微妙なところが多い。

私を理解してくれる人なんてどこにもいない。

自分は一生一人で生きていかなくてはいけないのか……。

怖かったです。

両親も私を心配してお見合いも考えてくれていました。

私もそのお見合いで結婚するのかなとか考えたり、そもそも結婚してもすぐ私に愛想を尽かして離れていってしまうだろうなと心配したりしていました。

でも大学で初めて彼氏が出来たんですよね。友達もいないのに。

あと、真剣なおつきあいで、私の希望でそーいうのは(察して下さい……)一切絶対結婚までなし!!という関係なので、そーいう意味で関係を続けているわけではないです。

あーーーーーー

書いてて本当に恥ずかしいですが、とにかくそーいうで繋がっている恋愛ではない恋愛ができています。

いわゆる、なんというか、キャピキャピした恋愛ではありません。

でも、ADHDでもちゃんとした恋愛が出来たのです。

そーいうことはなしですが、一緒にいてとっても楽しくて幸せを感じられる恋愛ができているのです。

ADHDのせいで恋愛できないなんてことはなかったのです。

2.ADHDと恋人

残念なことに、恋愛だけではなく日常でもよくあることですが、ADHDはその特性から嫌われてしまうことが多々あります。

なので、恋愛においても、臆病で消極的な考えに陥りがちです。

相手が好きだと思ってくれるか分からない。

一生一人は嫌だけれど、私を受け入れてくれる人なんていそうもない。

自分がいくら相手を好きでも、相手が自分を受け入れてくれないかもしれない。

不安だらけです。

でも世の中って、本当に物好きというか、変わっているというか、色んな人がいます。

自分を受け入れてくれ、自分が好きになる人が必ずいるんですよ。

私は自分から考えると欠点だらけ。

私のどこが良いのか、よくわかりません。

だって私は客観的にみると、非常に面倒くさい駄々っ子のようなものです。

気分がころころ変わるし、感情が高ぶると手が付けられなくなり、周りを振り回すこともしばしば。落ち込んだと思ったら、急に明るくなって、些細なことで怒り出して。

楽しいことも多いけれど、喧嘩だってよくあります。

こんな台風のようで時限爆弾のような私の何が良いのか、と。

私といると、あっちこっちに振り回されてばっかりの人生になるぞ、と。

でも、それでも、いつも私の彼氏は一緒にいたいと言ってくれるのです。

普段、日常生活を送っていると、上手く人間関係がいかないことが多いADHD。

だからこそ、人間関係を自分は上手く築くことができない、自分の理解者なんて得られない、恋人なんてできっこない!!と思ってしまこともあると思います。

でも、まだ出会っていないだけで、世の中広いので自分とあう人は必ずどこかにいるのです。

3.ADHDだから恋愛ができない

誰と誰が付き合ったとか、結婚したとか、孤独死がどうとか、周りを見ていると、自分の将来が不安になること、誰しもあると思います。

それぞれ1人1人が焦らず、自然体で、自分らしい恋愛をすれば良いのであって、いちいち他人と自分の恋愛を比べても仕方ありません。

ADHDだから恋愛は上手くいかない、いい人に出会えない、なんてことはありません。ADHDだって恋愛ができますし、結婚だって沢山の人がしているので安心して下さい。

それに、少々暴論ですが、ADHDのような『普通じゃない人』の方が、案外本当に信頼できる恋人に恵まれる可能性が高いのではないでしょうか。

だってADHDっていくら隠そうとしても隠せないじゃないですか。少なくとも、私は『普通の人』に擬態しようとしても、やはり『普通らしく』なれません。

実際、普通の人はなぜか初対面でも私が少し喋るだけで、『普通じゃない』と気づき、さらに知識が少しある人はADHDであることがすぐに分かるとのこと……。

これって恋愛において、かなり利点なのではないのでしょうか。

つまり会ってすぐに私の本性というか、『個性』が分かるので、付き合ってから『まさか君がそんな人だったなんて……』とお互いがすれ違う、といったトラブルが事前に防げてしまうのです。

さらに、恋人は初めから『普通じゃない』と理解した上で恋人関係を持つため、最初からその『ADHDの個性』を受け入れる器があるのです。

確かにADHDの人は自分を受け入れてくれる恋人を見つけることは時間がかかるかもしれません。

でも、やっと見つけることのできた恋人は、一般的な『恋人』の枠を超えて、その『個性』を尊重しつつ共に歩もうとしてくれる人なのではないでしょうか。

4.最後に

何度も書きますが、ADHDが原因で恋愛ができないことは絶対にありません。

確かに、ADHDならではのトラブルで、喧嘩してしまうことはよくあります。

普通の人よりADHDの恋人は、パートナーに対する理解や包容力が必要なので、恋愛に発展しても、破綻することもあるかもしれません。

それに、ADHDの特徴の「飽きっぽさ」により、自分から別れを切り出してしまうこともあるかもしれません。

でも、必ず上手く一緒にやっていける人がどこかにいます。

私だって素晴らしい彼と出会えましたし、本当に幸せです。

よって、自分のことを受け入れてくれる人がいないと悲観的になることなく、いつも偽りない『自分らしさ』で生きていくことが、本当に自分を受け入れてくれて、自分も好きだと思える人に出会える近道なのではないでしょうか。

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