1.はじめに
こんにちは。
3連休で大喜びしている獅子リス(私)です。
獅子リスは変な名前かも知れませんが、彼氏くんが付けてくれたので、使っています。
7月15日月曜日は海の日で休み!!
嬉しいですね~。
海の日ってまだまだ先だと思っていたら、もう7月。
令和元年もあと半年続かないと思うと、「なんか令和っぽいことした方が良いのかなぁ」なんて思います。
この休みを使って、令和元年の文字をかたどったクッキーでも焼こうかな。
話変わりますが、休みといえば、職種によっては繁忙期で大変だろうし、インフラ関係の方も海の日だからって休めないですよね。
色んな方の支えで休日を満喫できることを改めて感謝しなきゃですね!
さて、余談はこのくらいにして、牛乳とADHDについて。
はじめ「牛乳飲むのを止めたら症状改善する!」みたいな話、聞いたことありますか??
私はこれを聞いたとき、正直、「え?」って思ったのですが、色々調べてみました!!
2.牛乳はADHDを悪化させる?
牛乳を飲むのを止めればADHDの症状が改善できる。
まず、事実として、こういった内容を書いている記事は日本語のウェブサイトにも、英語のウェブサイトにもありました。
で、私がここで注目したいのは「本当に科学的根拠があるのか」ということです。
単なる噂話かどうか確かめるって大切ですよね。
そこで、毎度のようにざーって論文に目を通してみました。
結果
「科学的根拠が不足しており、ADHDとの関連性は判断不可能」
という結論に至りました。
確かに、「牛乳を飲むのを減らした場合のほうが、症状が改善した」という研究結果もありました。
一方で、「牛乳とADHD」の関連性はあまり見られなかったとする研究、また、「牛乳を飲むことで症状が改善した」もありました。
両方を読んだ上で、私は「牛乳を飲むのを止めて症状が改善するかは個人差があり、何とも言えない」っていう感じかなと。
(「効果があった」って書いている論文も、根拠薄いけど論文をまとめるために「無理矢理こじつけた」みたいなものもありましたから・・・・・・。)
でも、個人差があるってことは、効果がある人もいる、人によっては効果抜群ってこと。
だから、もし、ADHDで牛乳を毎日飲んでいるって方がいたら試す価値、充分にあると思います!!
ただ・・・・・・ここからは個人的な話ですが、女性で、かつ20歳前後までの方は、個人的に牛乳を避けすぎるのは長期的に考えると、良くないかもしれないなって思います。
というのも、骨粗鬆症ってありますよね。
あれって、女性の方が男性より断然にお年寄りになって発症しやすいんですよ。
で、その理由が、女性はカルシウムを食物から摂取して体に蓄えることができるのが20歳前後までで、以降、体に蓄えることが出来なくなるからです。
よって、その後はいくらカルシウムを摂っても、20代前後の時のように蓄えられず、20歳前後で蓄えたカルシウムを維持することが精一杯。
そして閉経辺りから急激に、体内のカルシウムが排出されていき、最後は骨がすかすかになって骨粗鬆症に。
簡略化していますが、大体そんな感じ。
で、この対策に牛乳っておそらく効果的。
なぜかというと、牛乳って他の食物よりもカルシウムを効率的に吸収できるから。
なので、アレルギーとかでなければ、一日1、2杯くらい、適度に牛乳をとった方が良いかなと。
男性はそもそも骨粗鬆症になる割合があまり高くないので、ちょっと意識するくらいで良いと思いますが、女性は70代だと2人に1人は骨粗鬆症らしいですから、カルシウム摂取、普段から意識した方が良いんじゃないかなって思います。
(興味ある方は「牛乳 骨貯金」「牛乳 CPP」とかで調べると分かりやすいかもです。)
3.さいごに
途中で話が骨粗鬆症にすり替わってしまいましたが、ADHDと牛乳について書いてきました。
ちなみに私は高校生くらいまでお茶とか水が嫌いで、四六時中、牛乳ばかり飲んでいました。
さすがにお弁当の時は牛乳を持って行くことができないので、渋々お茶を持参していましたが、朝食・夕食の飲み物は牛乳Only。
でも、今は牛乳を一切飲んでいません。
理由としては、単に牛乳よりも水が好きになってしまったというだけ。
けど体感的に、牛乳を飲むのを止めて、感情の起伏が少しマシになって、苛つく頻度も下がった気がします。
単に年齢を重ねたことで落ち着いただけの可能性もありますが、私には牛乳を減らすのは効果的だったのかも。
でも書きながら骨粗鬆症の怖さを思い出して、また牛乳を毎日ちょくちょく飲もうかなって思いました。
効果あるか微妙でも、もともと牛乳自体は好きだし、別に飲むのも苦じゃないから飲もうかな~って感じ。
ということで、ここまでありがとうございました!!
4.《補足》牛乳の危険性
そういえば、牛乳に関連する話として、「牛乳は危険!!」、「牛乳はガンのもと!!」とか、なにかとキツイ議論が沢山ありますよね。
こういう議論について少しだけ私の所感(補足)を書きますと、そういった議論の中で根拠として示す「事実」が、そもそも「科学的根拠を歪曲した内容」になっていないか注意ってことです。
まず、世の中、肉だって野菜だって魚だって、なんだって発がん性、危険性はあります。
「意識して摂りましょう!!」といわれているビタミンだって過剰にとると病気になる。
水だって飲み過ぎたら水中毒になりますよね。
でもだからって「水飲むのは危険!!」なんて言わない。
水も肉も魚も、過剰量を摂らず、バランス良く適量を摂ることで人間は健康に過ごせるわけで。
人間ですから、どうしても不安な情報があると、「もしも何かあったら怖い」という感情から、「危険だ!危険だ!」って盲目的に信じがち。
でも、その情報の発信源がなんなのか、公的に発表された根拠があるのか、今一度考えて欲しいです。
どうか、疑似科学でお金儲けを企む方々に踊らされないでください。
私も昔はそういった「危険」の煽り文句を鵜呑みにして、「化学調味料怖い!!」とかって大騒ぎしていた人間でした。
でも、大学行って、科学を学んで、色々自分で考えて勉強して、考え方がガラッと変わって。
だからこそ「牛乳はガンのもと!!」とかみると、心がざわつくんですよ。
どんな物もたくさん飲んだり食べたりしたら有害なのは当然です。
薬もたくさん飲めば害。
食品も同じ。
「適量」これが本当に大事です。
もちろん科学は万能じゃないですし、何を信じるかは自由ですが、牛乳にしても肉にしてもバランスよく食べたら、「健康へのリスク」より「健康へのメリット」が高いと私は思いますよ。
体は一生に一回きり、一つしかないですし、体の全ては食物からできているので、食生活は気を付けたいものです。
あと、私は先ほど骨粗鬆症予防に牛乳をって書きましたが、正直、どの程度、牛乳飲むことで骨粗鬆症を抑制できるか分かりません。
ただ、私のもつ知識では、試す価値は充分あると思ったので書いた次第。
牛乳一日数杯程度飲むことでなにも健康に影響が出ないなら、「骨粗鬆症を防ぐ可能性が高い」といわれている牛乳を飲むことって、メリットの方が大きいかな!!私はそう思ったんですよね。
でも、どう捉えるかは人それぞれですし、決して自分の意見が正しいとも思っていないので、あしからず。
私は「牛乳危険論」と「牛乳、適量なら安全論」の中で、「安全論」を選んだだけの話です。
ということでなんだか最後、よくわからなくなりましたが、ここまでありがとうございました!