1.はじめに
こんにちは。
冷房つけて寝たら、喉が痛くなった獅子リス(私)です。
獅子リスは変な名前かも知れませんが、彼氏くんが付けてくれたので、使っています。
エアコンつけて寝ると空気が乾燥しますよね。
だからといってエアコン無しでは暑すぎて眠れない。
今、夏風邪が流行しているらしいので、健康のためにも加湿器を出そうかなぁと考えています。
皆さんも風邪にお気を付けて。
ということで、本題の「ADHDと暴力」。
私にとって暴力はかなり密接というか、他人事ではないので書いていこうと思います。
あくまで私の場合ではありますが、少しでも参考になると幸いです!!
2.暴力をふるいやすい??
まず、結論から書くと、私は暴力を人にふるうことは少ないですが、とても物にあたりやすいです。
私が物にあたってしまうときは、イライラ・むしゃくしゃした感情を1人で抱え込みきれなくなってしまったとき。
イライラ・むしゃくしゃといった感情が、自分の頭の先から足先まで、小さな事をきっかけにほんの数秒で、限界まで空気が入った風船のようにパンパンになるんですよ。
そうすると、苦しくてたまらなくなって、なんとかこの「感情の突風」から逃れようと下結果、とっさに「物にあたる」といった行動に出てしまうのです。
また、当たり前ですが、物にあたることはいけないこと、ということは自分でも分かっています。
でも、現実として、感情を抑えきれず、物にあたってしまっている。
なので、後から「またやらかしてしまった」という罪悪感にも、さいなまれます。
ですから、私にとってものにあたるのは「ストレス発散&スッキリする」のではなく、「突発的に怒りが限界に達しているサイン&自己嫌悪スパイラルの起点」といった感じなのです。
しかし、年齢が上がるにつれ、怒りにまかせて物にあたる頻度は減り、比較的精神的に落ち着きを保てる様になってきました。
その理由としては、2つ。
「体力が落ちたから」
「感情をコントロールする方法を身につけたから」
でした。
3.物にあたることが減った理由
私が物にあたることが減った理由は先ほど書いたように
「体力が落ちたから」
「自分の感情をコントロールする方法を身につけたから」
です。
この2つについて、もう少し詳しく書いていくと、「体力が落ちたから」については、単純明快。
「怒る」事ってすごく体力使いませんか??
物にあたるときって、一般的に怒っているときが多いですよね。
私の怒り方だと、カッとして、怒鳴って、物にあたって感情にまかせ、徹底的にまくし立てていくといった感じなのですが・・・・・・ものすごく疲れる。
心身共にぼろぼろに疲弊します。
だから、基本怒りたくない。
もちろん物にもあたりたくない。
なので現在はというと、もう怒るのが面倒くさすぎて、逆に笑っているんですよ!!
イライラするなぁ~
でも喧嘩するのも面倒だわ~
よし、笑ってやりすごそ~!!
みたいな。
笑い飛ばしています。
やけくそってヤツです、でも結構効果的に怒りをそらせます(笑)。
あと、昔は沸点が低くて、面倒くさいと考える間もなく、すぐに怒りがわき上がってしまうため、なにかと怒鳴ったり物投げてましたが、成長と共に怒りがわきにくくなったかんじがします。
多動の症状が成長と共に落ち着くことがあるように、怒りの沸点も成長と共に変わるのかもしれません!!
あと、「自分の感情をコントロールする方法を身につけたから」については、上手く自分を怒りの感情から遠ざける方法を見つけたということです。
私の場合は、イヤホンをして、自分の好きな音楽を大音量で聴いて、何かしら単純作業を行うって方法ですね。
私は聴覚過敏ではないですが、一番自分の感覚の中で敏感に反応してしまうので、音楽をイヤホンで聴くことで、思考力を奪い、結果として怒りを忘れられます。
音楽を耳に直接流し込むことで、怒りの感情や、その他のこまごました感情が一切なくなり、その音楽か、目の前のことにしか集中出来なくなるんですよ。
音に弱すぎて、頭が「感情」を押しのけて「音」でいっぱいになる感じ。
さらに単純作業を行うことで何も考えられなり、怒りを完全に忘れる。
人によって感情をコントロールする方法は違うとは思いますが、もしよければ試してみてください!!
4.最後に
ということで、なぜ物にあたってしまうのか、という話を書いてきました。
ADHDで暴力的な人はあくまで一部ですが、私には当てはまったので、私の場合の怒りの状態、対処法紹介みたいな感じで書きました。
怒りのコントロールできなかった頃、私は女なのにもかかわらず、周りのものを壊すし、とっくみあいの喧嘩もするしで、なかなか激しい日々を送っていました。
しかし、両親はどんな時もまず、私を落ち着かせたあと、「物にあたるのを止めなさい」「落ち着いて」と根気強く言ってくれました。
おかげさまで気づけば「このままではいけないんだ」と、自分の欠点を直そうという努力を自らするようになり、少しずつマシになってきました。
なので、暴力をダメだと言い聞かせるだけではなく、本人が問題意識をもって治そうと思えるように仕向けることが、暴力を減らしていくために必要なのだと思います。
ということで、ここまでありがとうございました!