ADHDは恋愛に飽き、長続きしないか

ADHDは恋愛に飽き、長続きしないか

1.はじめに

ADHDの人って、程度は様々だけれど飽きっぽいというか、物事が長続きしにくい所ありますよね。

私の場合たいていのことは何やっても、数日で飽きて投げ出してしまいます。

そんな私はちょうど今、なんだかんだ彼氏と付き合っているので

『ADHDの人は恋愛に飽きるか。また、関係が長続きしにくいか、どうか。』

について書いていこうと思います。

私と私の彼氏をベースにしてかくので、ADHDの人の恋愛の一例として少しでも参考になると幸いです!!

2.恋愛に飽きやすいか?

まず率直に結論を書きます。

私が彼氏と付き合って、飽きたか、飽きていないかと聞かれれば

『最初の頃よりは確実に飽きている。

でも長く一緒に居て、飽きたとか、飽きていないとか、どうでもよくなってきた』

です。

まず、私が今まで彼氏と付き合ってきた経過は次の様な感じ。

①付き合う⇒②全くときめきもドキドキもなくて焦る。なぜ付き合っているか分からなくなる。⇒③一緒に居るとドキドキするようになる。普通の恋愛している感じになる。⇒④全くときめきもドキドキもしなくなる。なぜ付き合っているか分からなくなる。倦怠期かな、と感じ始める。⇒⑤大喧嘩を繰り返し、何度も別れかける。⇒⑥何度も喧嘩して、喧嘩はもうしなくなる。⇒⑦全くときめきもドキドキもしなくなる←イマココ

なので、恋愛らしい恋愛なんてほんの数ヶ月で終わり。

最初は彼の顔を見るだけでも照れたりしていましたが、今はそれも無い。

彼はいわゆる……いい意味で空気。

でも別れるなんて考えられない。

なので、飽きたか、飽きていないかと聞かれれば

『最初の頃よりは確実に飽きている。

でも長く一緒に居て、飽きたとか、飽きていないとか、どうでもよくなってきた』

そうとしか言いようがないのです。

3.飽きているかどうか気にならない理由

なぜ、私が恋人に飽きているかどうかが気にならなくなったかというと、『飽きていようがいまいが、その恋人が自分にとって不可欠な存在になった』からです。

世の中の人はどうして恋人と付き合うんでしょうかね。

人生経験?心の支え?お金?なんとなく??

人によってさまざまでしょうが私にとって彼氏は『自分の未来に居なくちゃ困る存在』なんですよ。

もちろん時には喧嘩して「もうこんな人知らない!!どっか行っちまえ!!」と思ったこともあります。

けれど、喧嘩することで相手の欠点や良いところに気づかされるし、自分の弱さや悪いところも知りました。

私がしんどいときに何度も助けられたし、今でも何かと支えてもらっています。一方で彼が落ち込んでいるときは私が必死に励ましました。

なんだかんだと大喧嘩したり、大泣きしたり、笑ったり、恨んだり、いろいろしているうちに、今後も一緒に笑ったり泣いたりしながら過ごしたい、そう思えるようになったんですよね。

どこに行くとしても、一人なら行きたくないけれど、彼となら行きたい、そう思えます。

別にどこかに行っても手なんかつながないし、そもそも私は人に触られるのが嫌いだから付き合った当初から手なんかつながない。

ドキドキのドの字さえなく、なんなら会話していてもろくに聞いていなくて、上の空で生返事していることもあります。

けど、居なくちゃ困る、そんな存在なんです。

明日の予定を考えていると、一緒にラーメンを食べに行きたいなと思ったり、テレビのCMみてここ今度一緒に行きたいなと思ったり、気づいたら私の頭に浮かぶ情景のあちこちに彼が自然にいるんですよ。

デートなんて近所のスーパーや服屋さんでの買い物。食べに行くところはファミレスやラーメン屋で、それ以外の場所なんて焼肉食べ放題くらい。しかもいつだって割り勘。

デートらしいデートなんてろくにしていない。

デートというより、普段の買い物を一緒に行っているだけ?

そんなロマンチックのかけらさえない関係でも、

*彼と一緒にいると安心できるから

*またつらい時には頼ることができるから

*そしてなにより自分にとって必要不可欠な大切な人だから

刺激がなくたって一緒にいられるんですよね。

別に飽きてたっていいんですよ。どうでもいいから。

それに、なんだかんだ、一緒に居るとそんなに大きな出来事がなくても、気楽に素の自分で楽しく居られますし!!

だから、もし、恋人に飽きてきたのかな、と不安にな方がいらっしゃったら、その人との未来、そんな遠くないものでいいから想像してみて下さい。

例えば来年どこどこ行きたいとか、今度一緒に回転寿司行きたいとか。ちょっとした自分の未来を考えたときに、その人がいるのか、一緒人やりたいことがあるのか考えてみてください。

もし、自分の未来にその恋人がたら、その人は飽きた、飽きていないは関係なく、大切な人なのではないかと思います。

そして、その人との未来が思い描けるのなら、しぜんと関係が長続きしていくと思います。

だから飽きたかどうかなんてばかげたことを考えず、相手を大事にすべきじゃないでしょうか。

一方で飽きた、つまらない、と感じていて、描いた未来にその恋人がいなければ、なぜ関係を続けるのか考えたほうがいいと思います。

だって、だらだらと惰性で関係を続けるのって、すごく労力と時間の無駄じゃないですか?

どちらにせよ、『ADHDは飽きっぽいから恋愛もできない』だなんてことはありません。

確かに、誰とでも恋人として付き合っていけるわけではないでしょうが、それはADHD関係なく皆同じ。

自分と相性の良い人に巡り会えれば、『ADHDは飽きっぽいから恋愛もできない』だなんて考え、不安、みんな消えてしまうから大丈夫ですよ!!

4.最後に

恋愛やら愛やらってなにかやらぐちゃぐちゃ考えるとろくなことが無いと思います。

どっか行くと困る。一緒に居たい。特に刺激は無くても一緒に居ると心地良いし、一緒に色々行きたい。

それならもう飽きた飽きていない関係なく、一緒にずっと居たらOKじゃないですか。

ながながと書いてきましたが、私は心からそう思っています。

 

ではまた。

ありがとうございました!!

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