彼氏くん、変人って書いてごめんね!
1.はじめに
こんにちは。私は女でADHDです。
いきなりですが、私には彼氏がいて、なんだかんだしながら付き合いつづけ、今でも仲良く一緒にいます。
私は、本当に今の彼氏に出会えて、ものすごく変われたし、成長出来たし、毎日がパッと明るくなって、家族にも『出会えて良かったね』『本当のあなたらしくなれて良かった』とよく言われます。
ということで今回、ADHDと恋愛に関して、『ADHD(発達障害)だから彼氏・彼女なんて出来ないんじゃないか』という方に向けて、発達障害でも恋人はできるよ!!という話を書いていこうと思います。
それと、私は彼氏の話をするのがとてもとても好きなので、ちょっとハイテンションな文章になり、のろけ話が多くなってしまうので、読みにくい上、少々暑苦しくイライラされるかもしれませんがお許しください。
では行きます。
2.ADHDでも恋人はできるよ!!
いきなりですがADHDでも恋人はできます!!大丈夫!!
けど、客観的に考えると、普通、多くの人はADHDの人と一緒にいたらしんどくなってくると思いませんか?
だから、付き合う相手が誰でも上手くいくって訳ではないと思います。
だってADHD人って、人により症状の大小、差違があるとはいえ、日常のあちこちに「普通じゃない」場面や出来事がたくさんちりばめられているじゃないですか。
ADHDの人はものすごく騒がしかったり、物忘れが激しかったり変わっているから、付き合ったら穏やかな日常が一気に崩壊しますし、ADHDの人に振り回されちゃって疲れて、普通は嫌になっちゃうと思うんですよ。
なので、ちょっと変わり者じゃないと、ADHDの人と付き合ってないんじゃないかなって。
実際、私の彼氏は私の両親が『おまえ(私)みたいな人と付き合っていられる彼氏くんはすごい!!表彰をあげたい!!』というぐらい変わっています。
それに私から見ても、彼氏ははっきりいって、ものすごく変わっているというか、本当にすごい人。
というのも、私は客観的に見てものすごく未熟なところが多いんですよね。
急に怒り出して彼氏に当たり散らしたかと思えば、ヒステリックになって泣き出す。泣き止んだかと思えば急に何かを見て笑いだし、興味がわいたものへ一直線。
私は彼氏を目一杯振り回すし、どこかに遊びに行っても一人でふらふら興味のあるものに目をとられてどこかに行ってしまったり、危ないことをしてしまったり。やってることがめちゃくちゃです。
それでも。
私の彼氏って私のことを見捨てず、寄り添い、何かあれば本当に必死になって助けて守ってくれるんですよね。そして、何かあれば本気で怒ってくれます。
あー、書いていて泣けてきた。本当にありがたい。
とにかく、彼氏は我慢強さと優しさと、全てを受け入れる寛容さが尋常じゃありません。もはやすごすぎて変人としか言いようがない。
普通は私みたいな人は面倒くさくなって、付き合うのを辞めちゃうと思うんですよ。
私は付き合う前、彼氏にいきなり重いことを言いましたし(これについては長くなるんでまたいつか書きます)、楽しいお出かけをしても、私が些細なことに言いがかりをつけて怒り出し台無しになる・・・・・・なんてザラですし、私が逆の立場なら一緒にいることがストレス過ぎて即座に距離を置くと思いますから。
実の親さえ私の感情の起伏が激しすぎて辟易として距離をおくことがあるくらいだし、彼氏は尋常じゃないぐらいすごいです。
ちなみに、彼氏は私関係なく、気質というか、性格的になんていうか・・・・・・こう、ちょっとアスペルガーっぽいような部分があって・・・・・・というか多分軽度のアスペルガーな気が・・・・・・。ま、でも本人は気にしていないし、大して日常生活に支障をもたらしていないし、むしろプラスに働いているので、全く問題無いんですけれどね・・・・・・(またいつか書きます)
ちなみに私は何度も彼氏に「こんなに大変なのに何で一緒にいてくれるの??」と聞いたことがあるのですが、毎回「一緒にいることが楽しいし、価値観が合うから」と言ってくれます。
それを聞いて思ったのですが、多分なんですけれど、障害の有無って彼氏にとっては取るに足らない些細なことなのかもしれないと気づきました。
と、ここで前後しますが話を戻して、この変わり者の彼氏に出会うまでの話を書いていこうと思います。
3.彼氏が出来る前の話
さて、ここでいきなり話がかわりますが、私は大学入るまで、家族以外はほとんどずっと一人で、友達があまりいない人生を歩んできました。
友達だって、卒業すれば縁が遠くなるような友達で、いわゆる何でも話せるような友達は一人もいません。
だから、恋愛なんて絵空事で、友達さえ出来ない私にそうそう恋人なんて出来ないだろうと思っていました。
両親も私と同じ考えだったようで、将来の話になり結婚の話が出ると、きまって両親はお見合いの心配をしては、どこそこのだれそれがいいかしら、いや誰々の息子が、などと真剣に考えあぐねていました。
そんなとき、私は真面目な雰囲気を破りたくて「世の中はとーっても広いから、きっと一人ぐらい私を受け入れてくれる変わり者がいて、お父さんお母さんが心配しなくても彼氏はすぐにできるし、心配しなくていいよ!!」と、わざと大げさに言って、和ませていました。
だけど、本当は色んな不安が胸の中で渦巻いていました。
私は一生、家族以外ちゃんと本心をさらけ出して自然体でいることができないのだろうか。
自分は家族が年を取ってなくなったら本当にひとりぼっちになるのだろうか。
お見合いもいいけれど、自然と出会って普通に付き合うことは出来ないのだろうか。
そもそもお見合いして、相手が私のような人を受け入れられるのか。
でも、結局色々心配したけれど、大学で彼氏に驚くほどあっさり出会うことができ、心配は杞憂に終わりました。
4.最後に
ちょっと長くなるのでいったんここできり、次に私が彼氏と出会ったきっかけについて書いていこうと思います。
●続き⇒恋人ができたきっかけhttps://adhd-check.com/adhd-blog-36/
なんかこうやって文章を書いているとつくづく思うのですが、私は大学に入学して彼氏に出会って、本当に良かった。
もし彼に出会わなかったら、全く違う人生になっていただろうなぁ。
ほぼ間違いなく大学を辞めて、実家に戻り、大学を中退。引きこもりになっていたことでしょう。
彼がなにかと助けてくれたからこそ、このサイトも書けているし、大学にも行けています。
本当に全部、彼氏の献身的な支えのおかげ。感謝しています。
とにかく、彼と出会って知ったこと、学んだ事は沢山あるけれど、一番嬉しかったのは、この不完全な私を受け入れて真正面から向き合ったうえで、無償で何の損得勘定なしに大切にしてくれることでした。
本当に彼氏に会えて良かった。
最後のろけちゃってすみません。
ということで、ここまで読んでくださりありがとうございました!