1.はじめに
私には彼氏がいます。
初めての彼氏でもう付き合って2年、付き合った当初は何度もとりあえず一緒に病院に行こう、何かがおかしいから一緒に治そう、と言ってくれた、本当に私のことを理解し、大切にしようとしてくれる彼氏です。
思いやりがあって、優しい彼氏で普段はとても仲がいいのですが、やはり些細なことですれ違い、喧嘩をすることが多々あります。
その中で、最近喧嘩をして彼氏が私に言い放った言葉にはっとしたので、そのことについて書こうと思います。
2.喧嘩のきっかけ
喧嘩のきっかけは些細なことでした。
でもそのちょっとしたことで私は感情を抑えきれなくなり、怒りを爆発させてしまい、一方的に彼氏へキレてしまいました。
でもこういうことは何度もあり、彼氏に直接何でもかんでも怒りをぶつけてはいけないことを、付き合ってからの度重なる喧嘩で分かっていました。
だから、彼に当たらないように、お酒を飲むことで気分をそらし、音楽を聴き、手近にあったものを破壊しない程度に当たり散らすことで怒りを抑えました。
そして最後は疲れ果てて寝てしまい、朝になって完全に怒りを忘れてしまうことができました。
私にとっては、そこで喧嘩は終わり。
朝に私は謝りました。
別に今は怒っていないし、喧嘩は昨日の話で、もう今は怒っていないから仲直りしてまた仲良しになればいいそう思っていました。
でも彼にとっては違いました。
3.喧嘩の翌日に言われた言葉
喧嘩の翌日、ちゃんと謝って仲直りしたはずなのに、彼の様子がおかしかったのです。
私がしゃべっても素っ気ない態度、明らかに不機嫌な様子。
しまいに、ずっとしゃべっててイライラする、静かにしてくれないか、うるさい、しばらく黙って欲しいと言われてしまいました。
そして、ぼそっと
「将来もこんな喧嘩がなくならないのかな」
「こんなことをいつまでも繰り返すのかな」
「何回同じような喧嘩したら良いのかな」
「将来が心配」
と言われてしまいました。
たしかに大体の喧嘩は私が原因。
今回だって一方的に些細なことで私が勝手に怒ってしまったのが原因で、私が完全に悪いです。
でも、今回は彼が直接的に傷つくことは言っていないし、精一杯自分の中で抑えたのだから、少しくらい多めに見て欲しいと正直思ってしまいました。
だから私が
「精一杯努力して暴言を言わなかったし怒りを抑えたし、いつものようにならないよう努力した。それに喧嘩は私が悪かったけど、もう終わったことだし引きずらないでよ!!」
そう言うと彼に
「そうやって君は自分は精一杯努力したとか言って、自分が僕にかけているストレスを分かっていない。暴言を言ったかどうかなんて問題じゃない。君は自分の行動が僕に与えている影響力を全く理解していなければ、反省もしていない。いつだって自分のことしか考えていない。急に怒り出す所は何回喧嘩しても何も変わらない。」
そう言われてはっとしました。
4.相手のことを考えていなかった
自分としては満点に近いくらい怒りを抑えていたとしても、そんなの関係ない。
自分が急に怒ってしまい、相手にものすごいストレスをかけてしまった時点でアウトなんだ、ということに気づかされました。
私は時間がたって怒りが過ぎたら
「私だって辛かったし疲れた」
「怒りたくて怒ってたわけじゃない、抑えられなかった」
「もうその喧嘩は終わった話でしょう」
なんて言って自分の中では区切りがついていても、相手にとっては違う。
相手にとっては些細なことに急に半端なく切れられて、次の日はけろりとして「なんでまだ怒っているの?」なんて言われたらたまったもんじゃないですもんね。
自分視点じゃなくて、もっと相手のことを考えなくてはいけないと改めて思いました。
確かに、私は急に怒ってしまうところがあり、それに自分が振り回されてしまい、辛いです。
でもだからといって、周りの人をそれに巻き込んで振り回し、周りの人にもしんどい思いをさせてしまうのは駄目なこと。
自分の大切な人のためにも、もっと自分をコントロール出来るようにならないといけないと感じました。
5.最後に
私は、喧嘩すると一番相手が言われたくないことを早口でまくし立てるところがあり、相手はとことん傷つけてしまいます。
今回は言わなかったけれど、今まで何度も彼氏が一番言って欲しくないような、彼の嫌なこと、彼を追い詰めることをたくさん言ってきました。
確かに、感情を抑えられず怒り狂ってしまうとはいえ、そうやって何度も何度も喧嘩をしていたら、双方疲れるし、お互いの心が離れていってしまう。
自分だって辛い、抑えられなかった、そんなの相手にしたら何の意味も無いんですよ。
感情のままに振る舞ってしまい、傷つけたことには変わりないのですから。
ちゃんと落ち着いて話し合いができる方法、考えないといけないなと感じました。
最後、彼氏は
「一緒に乗り越えていこう。僕もサポートする。君だって辛いもんね。大丈夫だよ。」
といってくれました。
けれど、こんなのがいつまで続くかなんて分かりません。
いくらお互いが好きであったとしても、どちらかの我慢の限界がきて、いつか破綻してしまうかもしれない。
障害のせいにしても変わらない、溝は埋まらない。
だから、障害のせいにして自分の悪いところから逃げてはダメで、自分としっかり向き合い、周りに協力してもらいながら改善していく必要性がある、と感じました。
※ちなみに今は完全に仲直りして、元通り仲良しに戻りました。やっぱり、喧嘩せず(といっても大体毎回私が一方的に怒っているだけですが)仲良しが一番ですね!!