バイトでの苦労、楽しかったこと

バイトでの苦労、楽しかったこと

1.はじめに

私は以前バイトをしていました。(まぁもう諸事情でやめざるを得なくなり、やめましたが)

バイトの中で私はどんなことに苦労したか、またバイトが楽しく続けられた理由、さらにバイトをやめた理由を書いていきたいと思います。

あくまで私の一例ですが、これからバイトをしようとしている人の参考になれば幸いです。

2.私がバイトで苦労したこと      

私がバイトで苦労したことは時間管理と、毎回しでかしてしまう多くのミスを減らすことができなかったことです。

①時間が守るのが大変

まずなにより時間管理が大変でした。私は学校にほぼ毎日遅刻してしまうような人です。

でもバイトは学校のように遅刻は絶対に許されません。

雨の日も、風が強い日も、雪の日も。

絶対に遅刻してはいけません。

もちろん言い訳もききません。

だから、バイトの日は就業時間に間に合わせることに必死でした。

毎回時間を上手く調節できなくて、1分前にバイト先に速攻着替え、チャイムと共に持ち場へ到着。とにかく息を切らし汗だく。

必死で走り回っていた覚えしかありません。

この時間管理が下手なことによる遅刻は、できるだけ家とバイト先が近かったり、学校からの帰り道にバイト先があったりするとマシだと思うので、バイトを選ぶならそういう場所がオススメです。

②減らないケアレスミス

無事バイト先についてほっとするのもつかの間。

バイトが始めると、ミスの連発が始まります。    

私は事務と接客が組み合わさった仕事のバイトをしていたのですが、判子の押し忘れたり、お客様に書類を渡し忘れたり、ミスが絶えませんでした。

例えば、クレジットカードをお客さんに返しわすれてしまったときがあったこと。そして普段からお客さんの個人情報が書かれた紙をあちこちに置いてしまい、置いたことを忘れてほったらかしにしてしまうことが何度もあったことです。

何度も何度も、怒られてきましたがもうどうにも減らなくて、自分が悪いことが痛いほどすぎるほど分かるから、本当に辛く自己嫌悪に陥りました。

また、物覚えが悪く、とにかく仕事手順をメモをしまくっていたがやはり覚えられず、情けなく、バイト先の人にも呆れられてしまいました。

さらに、忙しいときはいくつも仕事を指示されるのですが、1つ終わらしたらもう1つのやるべき仕事を忘れるという調子で、毎回任されたことを忘れてしまい、申し訳なかったです。

ちなみによくそういう忘れないためのアドバイスとして、『忘れないようにメモをする』といいますよね。

でもそんなの全く現実的ではないんですよ。

だって忙しいときは常に動き回っているので、そんな「メモを出して書く」だなんて余裕なんてどこにもないんですもん。

忙しいとき仕事はどんどん沸いてきますからね。一気に色んなことに気を回さなくてはいけなくて、もう頭はパニック、虫の息です。

また、私はミスが多すぎて、始末書も数回書きました。

結果、そこそこ大きい店でバイトの人なんてたくさんいるはずなのに、「あ、〇〇さんだ!!」と店長、副店長に顔と名前を覚えられてしまいました……

でも、そんなたくさん迷惑をかけ続ける毎日でしたが、私はバイトがとても楽しかったです。

3.バイトが楽しく続けられた理由

私が楽しくバイトを続けられたのは、バイトの仕事内容が自分の好きな仕事で、かつバイト先の方々が私を温かく支えて下さったおかげでした。

仕事内容が増え、覚えることがもっと増え、責任が増えていくていくごとにミスも増える日々。

怒られ、落ち込み、もう行きたくないと思ったことは何度もありました。  

でも、ずっとそのバイトは小さい頃からやりたいと思っていた仕事で、何よりその仕事が好きでしたし、最後までやりきることができ、なんやかんや本当に楽しかったので乗り越えていくことができました。

また、私がバイト先でミスは多いものの楽しんで活き活きと仕事ができたのは、ひとえにバイト先の温かい方々のおかげでした。

というのも、バイトに行くたび、毎回1度はミスをしてしまう私。

対策なんてもうどうにもしようがなかったので、素直にバイト先の方に忘れっぽいことを謝り続けていました。

でも、私のバイト先の方はみんな本当に優しくて、「あなたは忘れっぽいけれど、いつも一生懸命なのが伝わるし、バタバタしていて見てて見飽きないわ!!」「常にずっとちょこまかしていて面白いわね~」と温かく受け入れて下さったのです。

また、このように私のようなミスが多い人にも「期待しているわ」と声をかけてくれたり、時には責任のある仕事を任せてくれたりもして下さり、嬉しかったです。

もちろんこれはバイト先で勤めている人の人柄次第で、ADHDの人はミスが多くなったり、遅刻しがちだったりするので、やはり冷ややかな対応をされることも。

というかきっと社会的にはそのような対応をされて当たり前でしょうし、私のような人材はクビになっても仕方が無いでしょう。

だからこそ、私はとても温かい方に恵まれ、本当に運が良かったんだと思います。  

ちなみに私はバイト先にADHDであることを隠してバイトをしていました。

けど結局、バイト先の方々のいろいろな発言や接し方考えると、ADHDだと、あるいは何らかの障害あることがばれていたような気がします。だからこそ、的確かつ温かく、常に支えてくださったのかも。

(もちろん裏ではズタボロにこき下ろされているのかもしれませんが………)

4.バイトをやめた理由

私はバイトが大好きでした。大学より、よっぽど楽しかった。

もともと机の前に座って話を聞くのはあまり好きではありませんし、バイトなら常に動き回りながら自分の好きな仕事ができるのですから、当たり前ですよね。

バイト先の方にもっと長く働かないかと誘われましたし、私も心からバイトを続けたいと思いました。

しかし結局、3ヶ月ほどでやめることになりました。

というのも実は私、バイトが楽しすぎてのめり込みすぎ、大学での単位が危うくなってしまっていたのです……。

よって、バイトをやめるのが惜しくてなりませんでしたが、バイトより大学を優先すべきであるということで、バイトををやめました。

したがってADHDの人はバイトするときに、自分に向いたバイト先を見つけたとき、思わず熱中しすぎないように気を付けたほうがいいかもしれません。

でもやっぱり私は勉強の余裕ができたら、バイトにまた復帰したいですね……。

5.最後に          

私はバイトをやって良かったと思っています。              

今私は大学の単位を取るだけで手一杯になってしまい、バイトをすることができませんが、また機会があれば挑戦してみたいです。

自分に向いているバイトは楽しく仕事ができますし、例えミスをしても支えてくれるような方がいれば、活き活きとバイトをこなし、自分の自信にも繋がります。

確かにバイトでは多く迷惑をかけてしまうことがあるでしょう。

でも、私はそうやってどのようなところで自分が迷惑をかけてしまっているかを知ることで、何が自分に欠けているのかを改めて見つめ直すことができ、良かったなと思います。

また、様々な業務を通して、基本的なマナー、私たちが普段何気なく利用しているサービスの裏側を学び、社会勉強ができましたし、全体的に良い経験ができました。

確かにバイトは迷惑をできるだけかけないように必死に頑張らなくてはならず、辛いときもあります。

しかし、長い目でみればきっと後悔しないものになるハズ。(ブラックバイトを除く)

ということでもし、今バイトをするか迷っている人がいれば、思い切ってやってみることをおすすめします!!

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