ADHDの人は節度を守って課金できないことがあります。
課金地獄に陥らないために、課金には気をつけなくてはなりません。
1.はじめに
ゲームとADHDについて、ADHDの人はゲームに熱中しやすく、好きなゲームに関しては上手くなりやすい特徴があります。
しかし、このゲームへの熱中はときに『課金地獄』としてADHDの人に降りかかります。
2.ゲームの課金
ゲームは最近スマホのアプリやパソコンのソシャゲが優勢で、たくさんの面白そうなゲームがあふれかえっている状態ですよね。
その中で、私はADHDの人は課金地獄に陥りやすいので、そのような課金できるゲームについては強く注意をすべきだと思います。
厳しい言い方をするなら、ADHDの人は課金できるゲームをしないのが賢明です。
私は基本的にADHDの人は課金が生じない家庭用ゲームソフトで遊ぶべきだと思います。
もし、もちろんゲームにはまったとしても、きちんといくら課金するかを制御出来るのなら、課金ゲームをして良いでしょう。
しかし、私に関しては、今までの経験上、そんな強い自制心は持っていませんし、自分を止められる自信が全くないので、課金するゲームは一切していません。
課金は初め少額から始まります。
しかしゲームにのめり込みんでいくと、額がどんどん大きくなっていき、金銭感覚が麻痺して自制ができなくなっていくのです。
『強くなりたい』『上手くなりたい』『ランキングの上位に入りたい』という一心で全財産をゲームに費やしてしまう危険性があるのです。
500円、次に1000円、2000円、5000円、10000円、30000円、100000円…………課金金額どんどん膨らんでいき、熱中してゲームしているうちに気づけばADHDの人は課金地獄に陥ってしまうのです。
ADHDの人は自分でもよく分かっているとは思いますが、ADHDの人が何かをしたいと思ったときの感情はあまりに激しく、逆らいがたいものです。
したがって、一時の感情に流されてとんでもない大金を失うことになりかねません。
まだ中高生のときなら親が食事や家事など色々面倒を見てくれることが多く、課金で生活に困るようなことは起きにくいでしょう。
しかし、一人暮らしや働き始めたりして、お金が自由に使え、かつそのお金に生活費が含まれているときに課金するゲームにはまってしまうと、際限なく課金してしまい、課金のせいで生活が破綻しかねないのです。
さらに、そのゲームに多額のお金をつぎ込んだにも関わらず、無情にもいつかゲームに飽きてしまう時が来るのです。
なんであんなものに全てお金をつぎ込んでしまったんだろう、といくら後悔しても、お金は戻ってきません。
その上、ソーシャルゲームやスマホアプリなど『現物がない』ゲームは、そのゲームを運営している会社次第で、もうそのゲームで遊ぶことも出来なくなってしまう危険性もあるのです。
もし会社がそのゲームの運営から手を引いたら、いくら課金していようと、そのゲームは2度とプレイできないのです。
以上のことからもともとゲームに没頭しやすく、課金地獄に陥りやすいADHDの人は、はじめから課金するようなゲームには手を出さず、家庭用ゲームソフトで遊ぶことをオススメします。
家庭用ゲームソフトだって面白いものは沢山ありますし、課金地獄に陥るのを防ぐためにはやはりこれが一番確実ですからね。
3.最後に
ADHDの人にとって過集中出来るのは長所ではありますが、それによって思わぬところで足をすくわれてしまうことが多々あります。
君子危うきに近寄らず。
課金のような、ADHDの人が『はまりそうで危ない』と予め危険をできるようなことに関しては、できるだけ距離を置くように心がけたいです。
ゲームは楽しいですが、集中しすぎてお金の価値を忘れて湯水のように課金したり、時間感覚を失って1日をゲームするだけで終わらせてしまったり、といったことがないよう、気をつけたいものです。